HOME > 森林のくに遠野・協同機構 > 「森林のくに遠野・協同機構」の目指す3つの基本理念
遠野三山の一つ六角牛山の山懐に抱かれた約30ヘクタールもの広大な敷地。ここは遠野地域木材総合供給モデル基地、「森林のくに遠野・協同機構」という愛称もある。また、遠野木材工業団地という別名もあり、市民からは略称の「木工団地」で知られています。この団地では、林業、木材加工産業、住宅産業などの枠組みを超えた地域の総合産業づくりに挑戦しています。遠野の木を遠野で加工し、木材の価値を高め、活かす。
そして山に木を植え森林を守り未来につなげること。
それが、遠野式循環型林産業のかたち。木工団地では、木のぬくもりとやさしさ、使いこむほどににじみ出る味わい、愛着が生まれる製品を提供します。
■基本理念1
木の復権「森林のくに遠野・協同機構」では、調湿(木の乾燥)、集成(集成材)、2次加工(プレカット)、製作(建具・内外装材・家具)といった様々な加工を施すことにより、産出木材の高付加価値化を図っています。
■基本理念2
林(業)の復権森林組合、製材工場、集成材工場、プレカット工場、建具工場、家具工場といった、林業・木材・住宅関連産業が一箇所に集まり、有機的に結びつくことによって、合理的な生産と経営によるコスト・ダウンを図っています。
■基本理念3
森の復権上記の基本理念1、2の機能によって生じた利益を基に、更に木を植え、森を守り、山林の有効管理を進めて水源かん養などの森林のもつ公益的機能を高めて『循環型林産業』の実現を図っています。