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最初に住宅の基本構造、骨格を決め、強度にすぐれた構造とし、それから空間の形式を決め、その中で機能を満足させる「架構→機能」という流れを基本にします。耐久性のある架構体をつくることに費用をかけ、予算に応じて仕上げ部分を考えるシステム。
設計:現代計画研究所 photo by Iwai
最初に住宅の基本構造、骨格を決め、強度にすぐれた構造とし、それから空間の形式を決め、その中で機能を満足させる「架構→機能」という流れを基本にします。耐久性のある架構体をつくることに費用をかけ、予算に応じて仕上げ部分を考えるシステム。
室内は、できるだけ柱や梁(はり)を見せ、木の持つ自然で素朴な材質感を大切にした空間をつくります。
さらに人にも、家にもやさしい「中断熱・中気密」システムを採用。
住まいをとりまく環境条件を考慮した基本構造を導きだし、「地域に根ざした住宅づくり」と「良好な街並みづくり」をめざします。生き物である木を使う木造住宅だからこそ、山~林業・製材・建設・設計・販売~住まい手が有機的につながった体制が必要です。それが「森林のくに遠野・協同機構」の使命だと考えます。